早速ですが、今から25年前の1995年1月17日午前６時少し前
でしたが、突然、ぐらぐらっと揺れを感じ目が覚めました。
その後、すぐに起きて、地震がどこであったかを知りたくて、
テレビを付けると、ビルが倒壊して、黒い煙が上がっている
同じ映像を流しているだけでした。
どこで何があったか暫くわかりませんでした。
音声が入らないので、どこで何が起きたのかさっぱりでしたが、
暫くして、どうやら大阪方面で巨大な地震があったことだけは、
知るに至りました。
最終的に6434人もの犠牲者を出した地震でしたが、
当初、日本の建築は世界一優秀だと信じて疑わなかったので、
あの高速道路の高架が、欠陥工事の影響で、いとも簡単に倒壊したかの
映像を見て、信じられないと呆然とするだけでした。
大阪は、地盤がいいので、地震は来ないと言われていましたが、
暫くしてそんな根拠もなく、液状化という言葉もこの時に知りました。
その後、急ピッチに再開発が進んでいきましたが
当時は、全国から土木建築業者が応援に駆け付け、
私の知り合いの大阪の土木業者からの話を聞くと、
ビルに挟まれり、橋脚の下からの遺体の処理で
悲惨だったと聞いて、じ～ンとしていました。
この時に、土木工事業者は、とっても輝いて
見え、とっても素晴らしい職業だと感じ、
日本の産業は、土木建築で成り立っている
と再認識したのを今でも鮮明に覚えています。
自分が手掛けた建築物が、ずっと歴史に残るので
とっても誇れる素晴らしい仕事だと誇りに思っています。
福島にも支店を出し、災害復旧に尽力していますが、
これからも人に喜んでもらえる仕事に専念したいと思います。
