大宗建設の毛利です。
こんにちは
早速ですが、この『2024年問題』というのは、平たく言えば、
働き改革のことで、運送業者だけの問題ではありません。
解りやすく言うと、決められた労働時間をオーバーして
労働されると、会社が罪に問われますよ。という法律です。
一日8時間労働で、週に40時間ということが基本になります。
そうなると、一日9時から働いて、休憩時間1時間入れると
18時までに会社に戻らないといけませんよ。
ということになります。
そうなると、管理士の人は、会社に戻ってから事務仕事をしよう
とか土曜日に会社に行って処理しようとすると、これは違反
になるわけです。
36協定という労働時間に、特例事項があるので、年間720時間
伸ばすことが可能ですが、一般的に言うと、今まで1人で
やってきたことを2人体制にしなければいけないとか
工期が遅れているので、残業してまで仕事ができなくなると
いうことになります。
そうなると、人を多めに雇うことができない会社は
仕事が遅くなったり、遅配してしまうということが
起きてしまい、そうなると経費が高くなるので、
お客に請求できない会社は、倒産してしまうかも
しれないということになります。
燃料費の高騰、材料費の高騰、人件費の高騰と
3億に陥ってしまう可能性が高いということです。
これは、下請けおりも元請けが厳しいことになります。
何故なら材料費の値上がり分を負担しなければならないからです。
そうならないためにも、利益の取れる会社にしなければ
なりません。